Stand in my Belief

あなたを物語の主人公にしちゃいます☆

僕が魔法少女になりたい理由

「後悔なんて、あるわけない」

と言うのは、魔法少女まどか☆マギカのさやかちゃん。

 

「後悔なんて、あるわけない」

と言っている時点で、後悔してるよね。

 

後悔...そんなにしたことない。と思う。いま思い出す限り

あるにはある。うん、小さな後悔はたくさんあるけど、

一大決心をするときは、後悔してもいいって思いながらする。

それくらいのときは、背景まで考えているから、後悔しないのだと思う。

 

だからきっと、何気なくて

調子にのっていて、

馬鹿だったんだと思う。

 

自分の招いた事態がこんなに後悔することになるなんて、

考えればわかることなのに、

何も考えてなかったなんて、

ほんとゴミだったんだなと思う、あの瞬間の自分。

 

自業自得だね。って、自分の中の自分が言う。

まったくもってその通り。

 

そんな事態になった原因は

長い未来を求めていたのに、

短絡的な見方しかしていなかった。

その場を取り繕っていれば、凌げると思ってた。

あのとき自分。

 

だけど、未来を実感したときに、

ずっとこの嘘をつき続ける、

そんな関係いやだなって。

そう思った。

 

だから、後悔してる。あんなことをしたことに。

思い出すたびに、吐き気がする。

自分のしたことだから、ずっと自分を苦しめればいい。

 

自分だけが苦しめばいい。

すべての人の記憶からあの瞬間が消えてしまえばいい。

わたしが魔法少女だったら人の記憶を消す魔法を使う。

お願いだから、誰も苦しめないでほしい。

 

傲慢だね。って、自分の中の自分が言う。

知ってるよ。 

 

そんなことを考えたある夜の話。